第70回記念全日本東西対抗剣道大会

日時 2024年(令和6年)9月15日(日)
場所 高松市総合体育館
〒760-0066 香川県高松市福岡町4丁目36-1

大会ポスター

題字

平安時代の能書家で、「三筆」と称される弘法大師空海の筆遣いを、香川大学が人工知能(AI)を使って再現しました。現存する史料をAIに学習させ、2つのAIを競わせる「GAN(敵対的生成ネットワーク)」という手法を採用。一方が空海の書跡に近い文字を生成し、もう一方がその精度の判定を繰り返すことで、次第に空海の筆致に近づけていきます。空海は宝亀5年(774年)、讃岐国多度郡屏風浦(香川県善通寺市)で生まれたという説があります。真言宗の開祖としても有名です。

制作香川大学 創造工学部・イノベーションデザイン研究所 教授 岡﨑慎一郎
香川大学 大学院創発科学研究科 博士後期課程 我部山喜弘
監修香川大学 教育学部 書道研究室 教授 小西憲一

表紙

源平合戦図屏風(部分)(江戸時代17世紀)
屋島(高松市)の合戦を華麗な色彩で描いた屏風絵

画面の左から右へ

  1. 那須与一が扇の的を射落とした場面(画面中央部)
  2. 平家方の悪七兵衛景清と源氏方の三保谷十郎が格闘し、逃げる十郎の冑の錣を景清がひきちぎった場面(画面右上部)
  3. 源義経が弱い弓と知られないよう、落とした弓を命がけで拾う場面(画面右中央部)

が描かれている。生き生きとして源平の武士たちの姿は、合戦のエネルギーを伝えるとともに、「武者の世」の到来をも告げる。

所蔵香川県立ミュージアム
〒760-0030 香川県高松市玉藻町5-5